旅路

陽射しと共に

朝、黄金の光が射す中で起床するのは、贅沢の極みだ。そしてその強い日差しを浴びながら、上野の街を会社に向かうのも気持ちが良い。なにかこう、元気が湧くというか、眩しいくらいの光の中を歩く歓びが生まれるのだ。そして目一杯働き、まだ陽のある夕方、…

時の流れるままの旅。

もうこの歳になると、肩肘張って仕事の目標に向かうという気構えが薄らぐ。タイトルのように、日常をあるがままに暮らしていても、変化が必ずおこり、その時に目標との距離を測りながらそのことに対応すれば良い、と考えている。またきっとその時が来るとも…

3.歌を聴いてみた

久しぶりだな、斎藤和義さんの歌を聴いた。普段から仕事のBGMでは歌詞のつかない音楽は聴いているが、今日は久しぶりに聴きたいという欲求に基づき、斎藤和義さんを選んでみた。 腰を患ってから初めてこんな気分が起こった。 随分酒も煙草も絶っているが、歌…

2.なんと幸せな旅だったんだろう。

12年前、腎癌を突然宣告され手術して片方の腎臓を摘出した。以来12年が経った。短いようでもあり非常に長いようでもあった。新しい長い人生を送らせてもらった気持ちにもなっている。手術から数年は転移しないかと大きな不安も抱えていたが、何より仕事で様…

1.沢木耕太郎さんに刺激を受けて

ほぼ毎日、沢木耕太郎botを見ていて、言い訳ばかりで何もしない、不甲斐ない今の自分を振り返っている。 そんなわけでこんな切り口をつくってみた。どれだけ続くかは不明ですが、ほぼ字余りの基点にある心の動きと同期しています。はずです。 これまで、長距…