商店街 シャッターの内に 団欒の声。

おはようございます。
もう正月も明日まで。
快晴が続くいい日和でありましたね。ポカポカと暖かく。
今朝は、煙草を切らしたので近くの商店街の自販機に。商店街は全ての店でシャッターが下りていて、というか普通の日でも2割程度しか開いてないが、がらんとした通りに店の家族の正月の声が聞こえる。ああ、ここにも正月があるんだ、を実感した。団地そのものも眠ったような静けさに包まれているが、二階のベランダには洗濯物がはためいている。平和の象徴なんだね。こんなことを言うと、早速世界には飢餓にあえいでいる人も、あるいは戦禍の中に逃げ惑う人もいるんだ、何を平和ボケをと言われるかもしれない。
しかし、この様な小市民の平和が続くことが理想の平和であることを知ってほしいものだ。この平和を守るために、立ち上がるためには、自らの小市民的平和が侵されてこそエネルギーが焦点を結ぶのだろう。今年は、終戦後71年となる。戦後すぐの焼け野原になった故郷をここまで平和な美しい国に再興した団塊の世代の一世代前の人の奮起の力であろう。そこには生きるための悪事も、孤児を引き取って育てる善意もあろう。それは個別に存在するのではなく、同居もしている。それが人間なんだろうね。
ともかく、頭デッカチの理屈ではない世界が歴史の中にあったということだろう。
吉田健一さんは、評論では有名な人だ。優しい平易な言葉で辛辣なことを書かれている。文学を楽しむ、という項では、また新しい文学論を勉強している。分厚な一冊だが、評論をあまり読んだことがないので、どのくらいの時間がかかるだろうか。


2030現在。
正月の我が家の行事全て終了いたしました。
明日が最終日となりますが、基本的には仕事に追われる1日となるでしょう。早起きにも慣れておかないとね。
体重はびっくりする様な重さではなかろうか。酒は元日の朝だけでしたが、間断なくよく食べましたからねー。
兎に角、きょうは早く寝よう。