0913現在。
おはようございます。大曇りの朝でございます。
昨夜は暑くってちょっと寝苦しかったかな。しかし、冷え性とは変なもので、足を出して寝ていると冷えてくる。だからまた布団をかける。この繰り返しでした。
さて今日は、昨日のナレーション画面に対する折返しを待つ日です。週を跨ぎたくないんです。


1157現在。
雨が降ってきた。ほんの少しだけれど。庭のたたき石にポツポツと跡を残してその面積が広がっていく。これで梅雨入りという案内が電子音で届いた。しばらくは鬱陶しい空模様が続くのだろうが、これはこれで命を繋ぐ生き物がいるのだろう。
いつかお墓で見つけた小さな雨蛙のことを思い出した。鮮やかな緑色が、いま掃除したばかりの浅い水盤の中に浮かび、字と空を眺めている。指一本に乗るような小さな生き物だけれど、そこにも命があるんだね。命を得て、生きるということの不思議さを考えさせられる。
私は、毎日場所や強さが変化する痛みの中に生きている。深刻に考えれば、どんどん心は暗くなって、先の光が見えなくなってくる。いかにも沈み込むという、その状態がわかるのだ。少しでも明るいことや元気になることを見つけ出し、笑ったり鼻歌を歌ったりしてみるが、中々に治まってくれはしない。
いまでも忘れはしない、義兄が逝ってしまう間際に、にこっと私に微笑みをくれたことを。思い残すことは多かったろうに。