1056現在。
おはようございます。小雨の降る朝でございます。
本日の予定は、総会資料の段取りを練ろうかと思っています。
また高校のzoomミーティングについても、そろそろ段取りを考えようかと。

〈電鍵メモ 5〉
せっかく父親が、窮乏生活のなか、なけなしのお金をはたいて払ってくれた大学入学金も、一年未満で中退するなどこれ以上のわがままぶりもなかったろうが、東京にきて一緒に暮らし始めても親父は一言も咎めの言葉を吐かなかった。
秋口に東京に出て翌春までは、毎日図書館に通い受験勉強に注力した。パン工場で働いた給料の貯金で浪人生活が送れていたが、大学受験に失敗すると身の振り方を考え直す必要に迫られた。
新聞の求人欄を見て目黒の電子機器製造・修理会社に入社した。放送局向けのTVカメラや大型モニターの修理調整業務につくことになった。それまで使ったこともない測定器を与えられかなり勉強になった。楽しい毎日だった。残業もほとんどなかったので終業後や休日は、翌年の大学受験のための勉強に充てていた。
翌年には電大に合格し、一年で仕事を辞める結果となったが、上司や仲間たちには励まされて退社する事ができた。思い出の会社だ。
給料もかなり良かったので貯金もでき、入学金も授業料も3年生まで払う事ができた。


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