フルルガーデン

に行って来ました。なかなかの賑わい。サティより食材の品揃えはよい。小振りではあったが蛤があった。ラム肉もあった。近頃好きなんであります。エビニラ饅頭もありました。結局お目当てのもの以外もずいぶん買い込んでしまい、最後にはタリーズでコーヒーを飲んできました。タリーズのコーヒーは濃くて自分好みです。タリーズ特有の喫煙室で、どこそかの檻の中のような環境にて一杯と3本を飲んできました。
その後、帰宅し、またまた百寺巡礼。読み始めると集中してしまう癖があるのです。浄瑠璃寺南禅寺清水寺と一気に読み巡りました。中でも、南禅寺の繁栄と衰退の歴史、昔の清水さんの周りを取り囲む地獄のような環境を初めて知りました。そういえば大河ドラマの中で”もののけ”が住む地として描かれていたことがあったなと、思い出しました。あれは清水さんの近くだったんだ。
この百寺巡礼を通して、五木寛之氏の優しい表現に惹かれました。根底に深い愛情というか慈悲というか、流れているような気がします。なかでも日本を代表的作家であるにもかかわらず、その作家生活の途中、2度も休筆し、京都に居を構え、龍谷大学の聴講生となり若い学生に混じり、仏教に触れた生活があったと知り、驚きました。