体調悪し

午前中に不具合発生。今日は甥の入学祝いのご招待を受けている日で、お昼を共にする日だ。この体調からは断るしかないと思いながらも薬で対応。何とか治まり楽しく食事を済ませることができた。
そのご自宅に返り、ひたすら体力温存。のため按摩機の上で横になりひたすら読書。おかげで沢木耕太郎氏の”冠(コロナ)”を読み終えてしまった。アトランタオリンピックの話で今年のアテネから見ると8年も前の話だが、”杯”に引き続き引き込まれるように読み終えてしまった。
特にスポーツものが好きなわけでなく、むしろ苦手な方なのに、沢木耕太郎氏と紙面の上でお付き合いしていると、そのおもしろさの虜になってしまうのだ。スポーツそのものではなくて、それを取り巻く環境や、アスリートの心境、沢木氏の印象などに惹かれるのだ。これは最初のノンフィクションの虜にさせられた”沢木耕太郎ノンフィクション全集”のおかげだ。
明日からまた出張なので、体調には万全を期さねばならないが、すっかり目を疲れさせてしまった。
明日の新幹線で読む本は、文藝春秋の”芥川賞”受賞作特集だ。読み疲れたら原稿を書こう。最近は小さな創作手帳に原稿を書いているが、リズムをとらえることがようやくできてきた。しかし、休日に自宅で書くということは全くできない。のだ。