ゆっくりと

朝食を過ごす。体調もよく、このあといつものように朝風呂で気分を入れ替える。としよう。習慣とは根強いもので、毎朝のお風呂タイムはこの20数年どんなことがあっても続いている。どんなに寒くても、一風呂浴びないと会社に出れないのだ。おかげで冬の早朝、プラットフォームで一人だけ湯気をたて暖かく電車を待っている。ほとんど風邪を引かないのもこのせいだろうか。最初は大藪春彦の主人公張りに熱いシャワーで家を出ていたが、心底温まることが出来なかった。シャワーは出社前の緊張感を高めるには大変いい効果があるが、自分の場合は緊張感というよりは、朝のリラックスを求めているようだ。だから、一番ゆったりしているのが電車の中。会社に近づくにつれ徐々に緊張感を高めていく。が、場合によっては高まらないときもある。そんなときは一日が締まらない。
今日の昼食は、新聞の折込に入っていた、近くに出来た石窯焼きのピザやさんにしようか。案内されているコースによればピザを食べるとスパゲティが食べれない。難しいものだ。これはいかにも長崎チャンポンを食べようか皿うどんを食べようかの決断を迫られるのと同じだ。リンガーハットでは、この強い?要望に応え半分ずつメニューがある。リンガーハットでは九州ラーメンがメニューにないから、この決断が成立するのである。我爾来朝由幸多也。何由最大関心飲食物。