天は一変して

かき曇り、寒い風が吹き込んできた。そらは厚い雲に覆われて午後に入ります。
午前は家族で他愛ない話であっという間に過ぎ去ってしまった。義母は明日亀岡に帰る支度でかみさんとサティにいってしまった。昼食は何か買ってきてくれるでありましょう。CDでポップス(平原綾香さん)を聴きながら”司馬遼太郎が考えたこと3”を読みふける。
3時過ぎには病院で薬をもらってきます。
N氏は、同窓会だそうで、そうですか。来年は還暦旅行。我々も還暦同窓会旅行をやりましょうよ。赤い旅団となって。そうか還暦ですか。還暦ですね。時は遙かなところまでやってきましたね。あの教室の前の海岸で暑い日も寒い日も過ごしたことを思い出します。約40年前。若かったですね。毎日電鍵を抱えて校門をくぐったことが今でも思い浮かびます。それぞれの長い間の別の人生の後、また出会って終盤という同じ道を共に歩いて行ける喜びを強く感じます。これも定めというか巡り合わせというか。高校の同級生と同じように、大学の同級生とも同じ巡り合わせです。が、彼らは、私の人生の都合上、寄り道のせいで、2歳年下。場合によっては豪傑もおり、同い年も。年に何回も会っております。