記憶の一コマ一コマが巻き戻り 懐かしみは血を沸かすが アルバムのその先の厚みは 僅かなりことを指先が知り。

4時半起床。天気不明。目覚め快調。やや眠し。
今日の予定は、キーマンと打ち合わせた内容を取りまとめ、各リーダに至達せねばならない。デリケートな内容なのでまとめには時間がかかると思われる。夕方にはO氏とリクルートのための映像作成の打ち合わせとなる。
夜は、今朝のメールにて突然決定したのだが、前職時代の仲間であったK嬢が東京に偶然いたというので会えることになった。念ずれば通じるとはこのことのようだ。


8時20分現在。竹橋は快晴。車中熟睡。目覚め快調。
先週ロングテールの著者から続刊が出たからと云う案内メールが来ていた。今日三省堂で確認して買ってみよう。盛りだくさんの内容だということだ。
電車に乗る前にユーカリが丘のホテルの窓に映り込んだ太陽の何と綺麗なことか。そこで一句。
”どんなに悲しく辛いことがあっても 明るい太陽が出る朝は必ず来る。明日は雨でもいつかきっと来る。
どんなに楽しいことがあっても 漆黒の闇は訪れる。だがそれは 単に暗いだけなんだが。”


今日から読み物は”小林峻”さんの”空海秘伝”。同氏の空海ものは前に一冊読んで大変気に入った記憶がある。


22時半現在。帰宅。いやー、夢のような今日の出会い。Kさんと約10年ぶりの再会。ちょうどあの頃組んでいたAチームの面々だ。惜しむらくはもう一人のK嬢がいないことだ。この4人でインターネット草創期の某ビッグ1の自動車メーカーT社の、最初のホームページ立ち上げに組まれたD広告代理店のプロジェクトAチームに参加したんだ。
今日の再会がまた偶然の最たるもの。O氏が何気なく渋谷で出会ったという。K嬢は与那国島からたまたまこの数日、東京に休暇で出かけてきたというから、こんなことがあるのかいなというくらいの出会い。
宴席は盛り上がり、一挙に10年の時間はショートして昔のチームに戻ってしまった。次回はいつ会えるか分からないが彼女が出てきたら必ずこの会を開催しよう。
我々は充分に額に10年の皺を刻んでいるが、K嬢は昔のままの姿だった。わたしの第3の青春のチームでした。


明日は、我が第1の青春の仲間との宴席である。夫々に定年を迎える人たちへの祝いの席である。良い友や良いチームをもてたことは最大の幸せでありました。しかし、まだ終わったわけではない。