一輪の花 虚しく消えて 葛藤の華。

4時起床。天気は快晴。とても綺麗な星空だ。月は見えない。目覚めも快調。
朝刊を取りに庭に出て、しばらく空を見上げていたが、流星には出会えなかった。
本日の予定は、昨日降ってきた課題について、早速段取りすることになる。その他は、新しい体制へ向けての対応と準備。大きな問題が山済みだ。
また、夜にはKさんとの懇親だ。前回の負傷兵の一人であるが、存分に話してみたいと思っている。


23時半現在。そして虚し。
今日はかなりの慌しさだったな。打合せにしろ、昨日投げかけられた大きな課題を弁護士と相談するにしろ。
ただ、自分の一番弱いところが、一日中葛藤してもいた。それに対する解決はなし。ほんのちょっとしたことなんだが、非常に囚われている。いまもなお。人間関係は難しいものだな。
その他のことは、一つ一つ手を打っていき、手ごたえはそれなりにある。
なにより一番、自分が苦手なのは反応がないことだな。


19時から、約束のKさんと懇親。歳も親子のように離れているので、相手も緊張状態が解けてはいないと思うが、少々硬かったかな。けれど、打ち解けたところはかなりあり、率直に指摘も出来たし、アドバイスも出来たと思っている。
なにより、ちょっとした事を捕まえて、話をする機会をつくることが重要だと思っている。
自分は、多くの人と一緒に飲むことは嫌いでなく、一応ついていくことはするが、一番性に合っているのは1対1で飲むことかな。心底気持ちをぶつけられるし、何の邪魔も入らない。話したいからその人と話すのであって、大勢の中では、触れ合うことぐらいしか出来ないと思っている。
Kさんとの話も、随分自分を解放して話できたし、彼も最後は打ち解けてくれたんではないだろうか。


電車の中で、本を読むこともせず、冒頭の囚われていることについて考えをめぐらせてきた。相手は感じていないことだと思うのだが。結局考えすぎて自滅するのは自分のよう。非常に虚しい。
明日からは、少し違った対応をしてみようと思っている。自分も小さいなと思いながら。そんなことを忘れるように、猛烈に仕事をしているといっても過言ではない。
だから、フッと時間が生まれる時は非常に苦しい。
ただいま24時。そして虚しく。