人生 全う出来たようで なんだか嬉しい朝。

5時起床。天気は晴れ。目覚め快調。やや眠し。
昨夜は、およそ24時に資料を送り込んだ。

きょうの予定は、年度初めのためにかなりの慌しさ。


12時40分現在。
今朝電車の中でゼロ戦パイロットの物語”永遠のゼロ”を読んできたが、途中で涙が出始めたのでそこで本を閉じた。その物語を読む中で、自分は人生をまっとうできているのかという想いが込み上げてきた。
つらつらと思い返すに、中学時代に無線に凝り、船舶通信士に憧れ、その専門高校へ行った。親父は烈火のように怒ったが、貫き通した。
何故通信士になりたかったんだろう。物語を読んでいてふと気がついたことは、船長と同じくらいに殿(しんがり)を務める役割だからだったんだ。通常は、遠く離れた地と連絡を取り合う役割だが、いざ緊急事態が起こった場合には、沈み行く船の中で最後の最後まで情況を伝える役割なんだ。
通信士になる夢は、大学に入ると同時に消えうせたが、多くの仲間は船に乗った。
いざ、いまの自分を振り返ってみると、役割は情報将校ではないだろうか。多くの関係者と常日頃連絡を取り合い不測のことが起こらないように行動する。いざ、緊急事態が起こればその最前線に立つ。
電車の中で得心した。”そうなんだ”、自分の人生は、通信士(情報将校)で全うしているんだと。こんなことは初めて思ったんだが、それまでは随分と違うコースを歩んできたなという思いだった。全くひたすらに中学生の思いのままに来たんだと気がついた時、嬉しかった。本当に嬉しかった。
同時に、漸く新しい道に志を立てられる時が来たのかという思いもした。これまでの道も、もういいのではないかと。


22時50分現在。帰宅。
きょうは、疲れもあり年度式が終わったらすぐに帰ろうと思っていたが、そうは問屋がおろさず。キーマンの打合せが始まり、終わったのが20時近く。周りはドンドンいなくなるし、結局最後まで取り残されて鍵を掛ける役割となりました。
帰りの車中も”永遠のゼロ”を読んできたが、よほど疲れているのか、途中で眠くなってしまった。
きょうは、早く寝るんだ。とはいえ、いま寝ると牛になる。もう充分に牛なんだが。
風が強く、花粉が舞っているらしく、クシャミが酷い。