桜花 パッと咲いて 見事に散る 気風のよさは 清々しく。

9時起床。天気は曇り。睡眠は充分だが、背中が痛く咳も止まらず。辛し。
本日の予定は、特になく、恐らくキーマンからのFAXはあるだろう。何しろ、新年度に入り大きな転換を実行するために、キーマンは休みなく思考をめぐらし苦しんでおり、一助にはなりたい。
時間があれば、僅かでも桜見物をしてみようかな。疲労感で、余り疲れることはしたくないが、気分転換はしたい。


来週後半は、新人研修他のために遠出となる。新人君たちの顔を見るのが楽しみだ。新しい若いエネルギーと満面の笑みに接することで、どれほど自分も充電されることか。
また、火曜日は代謝内科の定期検診だ。そのあと、渋谷にて義兄と会うことになっている。人を紹介してもらうことになっているのだが、さて、どんな懇親となるであろうか。


昨日三省堂でOさんと待ち合わせている時に、文庫のランキングの棚があり、それとなく見ていると、なんと”永遠のゼロ”がNO.1となっているではないか。この本は、1ヶ月ほど前に、吉田修一さんの文庫を買う時に併せ買いをしていて、ほっておいたものだが、これほどの感動を与えてくれるものとは思っても見なかった。
最近、どういうわけか、えり好みをしているわけではなく戦争物に行き当たることが多い。浅田次郎さんの”日輪の遺産”、”シェラザード”、それに”永遠のゼロ”と続いている。登場する主人公の階級は様々だが、兵士であることと人間であることについて深い問いかけをしてくれた。
国家や戦争という大局から考えることとは別に、そこにいる一人の兵士が、人間が、そして自分がどう考え身を正して臨むか、どの様な局面であれ、そこにいるのは自分という個人の矜持そのものであることを訴えてくれた。
瞬間瞬間、戦場であれ、いまの社会の中での生き様であれ、問われ続け、問い続けることが自分の矜持、あるいは自分の強さ弱さを確認することになるのだろう。


15時30分現在。晴れ。
14時前から、近くを散歩してきた。少し汗ばんでしまった。
桜は満開で、我家の近くの桜並木の周辺には人出が多かった。時折暗い雲が日を閉ざすが、その中でも桜の明るさが、周りをポッと染めている。
桜の花はいいな。どんなに暗い気持ちも、明るくまでは行かなくとも、頑張ろうというところまで引き上げてくれる。
余り体の調子が良くないので、ゆっくりと歩くだけだったが、小一時間の間に清々しい気持ちが充満してきた。
明日は、義妹家族と佐倉城址公園で花見をするつもりだ。寝っころがって、青い空を覆う桜花を見たいと思っている。そよぐ風にウトウトすれば、きっと夢が我が身を何処か優しい場所へと誘ってくれるだろう。


19時半現在。うたた寝
散歩から帰ってきて、うたた寝した。少し疲れたのかもしれない。
日が落ちて寒くなって目が覚めた。
きょうは、ホントに長閑にすごしたな。背中の痛みが、漫然とした範囲から、やや局所的になっているのが嫌だが。
このあとも、寝るだけだが、確か土曜日の夜は、BSで音楽の面白い番組が続いていた気がする。