人の心の美しさに また無念さに 何度泣かされたか 永遠のゼロ。

天気は曇り。目覚め大いに眠し。昨夜からFAX資料に着手。かなりの量がある。これをこなしてから出社しようと思っている。
本日の予定は、資料作成に追われるだろう。


21時25分現在。帰宅。
きょうは、結構疲れたな。昨夜深夜帰りだったが、既に多めのFAXがきており、うーんどうしようと迷ったが、少し着手して今朝から自宅でやり始めた。結局11時になっても終わらず、積み残して会社に向かい、終了したのが16時近かったかな。かなりの作業量だった。
合間合間で、溜まっている決済を行い、明日からまた遠出なので残り物がないように手仕舞いをして帰ってきた次第。
昨夜は、普段ほとんど飲まない日本酒もかなり飲んだし、泡盛も飲んだために、電車の中ではほぼ居眠り状態。だが、なかなかに趣のある飲み屋の部屋で(恐らく四畳半より狭かったな)初めての人と、まるで昵懇のようなお付き合いをしてしまった。幻想的な一夜だった。
いつかきっと、あの忍者屋敷のような階段から落ちるな。


さて、本日の車中読書は、”永遠のゼロ”を読了。この本には泣かされ通しだったな。最大の賛辞を贈りたい。最後の最後で思っても見ない展開があり、これにはビックリしまた泣いてしまったが
、この部分はなくても充分に立派なものだった。生きるということについて、大きく考えさせられた。ゼロ戦パイロットの生き様がテーマだったが、人はどうあるべきか、どう生きるべきか、死と直面したものでなければ分からない気持ちを伝えてくれた。
軽々しく、命を掛けてなどという言葉は、もう使えない。
また、人の命や人生を、軽々しく使い捨てていく、そんな組織や人間に嫌悪を感じてしまった。視点を変えれば、ビジネスという場面で、自分もこのような冷酷なことを、カッコいいという思い上がりで遂行しているのではなかろうか。
キーマンのことを思った。どんな事態であれ、人を大事にしていく姿には改めて感じ入った。


明日からは、また別の作家となろうが、この”百田尚樹”さんには傾倒していくだろう。1956年生まれであるから、現在53歳。2006年デビューだから49歳にしてのデビューだ。執念の人かもしれない。