キリキリと 痛む胸に 風の音が 染み渡る。

8時起床。天気はうす曇。目覚めは快調。一旦5時過ぎに目が覚め、TVをつけて3度寝して現在に至る。
本日の予定は特にないがシルバー料金で、映画でも見ようかと思っている。が、残念ながら近くの映画館では”アバター”はやっていない模様。デズニーランドで3Dシアターで気分が悪くなったのでどうかとは思うのだが。自分は、どうやら暗闇恐怖症のところがあり、真っ暗闇に置かれると心臓がドキドキしてくる。USJでもそんな時があったな。
連れ合いは、義妹とハンギングの講習に出かけるといっているので、その間の一人楽しみのつもりだ。
キーマンにもまだ連絡は取っておらず、そろそろいいかなとは思うのだが。


16時10分現在。
いま”万年東一”を上下巻読了した。午後何処へも出かけず(気力も涌かず)一心に読んでいた。面白いとは思うものの何か引っかかりも起こり、都度本を伏せ、また読み始めるという具合であった。下巻も最後のほうになって漸く何か心に響くものが沸々と湧き上がって来た。
途中の物語は、物語として非常に面白く、戦後の大立者の名前が実名で出てくるなどして、飽きさせることはない。そういう意味では、痛快なエンターテイメントといえるだろう。
女性との絡みはあるものの、ほんの脇役で、万年東一の主体を揺るがすものでは全くない。惚れられるばかりで、実にアッサリと、しかし瞬間の集中振りは常人の及ぶべくもなく、真に男伊達の極みであろう。
さて、これから暫くは自分の頭の中で、万年東一さんが動き回り、詩歌の芽吹きを感じさせてくれるのを待つことにしよう。



21時半現在。
小説”万年東一”の詩歌を創った。小説を読みながら、拾い上げたキーワードとは、全く異なったものとなってしまったが、小説の内容が内容だけに、ヤクザ映画の主題歌にならないように随分気をつけた。それでもやはり武骨さは避けられない。もっと思想的なものに踏み込んでもよかったのでしょうが、それでは歌になりませんでした。頼まれて歌を創るということは、こんな複雑な気持ちになるのでしょうね。