お札を納めて初春の散歩、境内に僅かに香る梅一輪、今年の縁起を結びたもう。

おはようございます。
快晴の朝です。
よく寝ました。
そして昨夜、読み終えなかった邂逅の森を今読了しました。
いい本でした。何度も涙がこぼれました。
男と女の想い合いに感動しました。
マタギという世界が、これほどに烈しいものかにうたれました。
再び、良き作家に出会えて幸せです。
何より、この数日間虜にされてしまいました。
そして惚れると同時に打ちのめされてもいます。
これほどの執着を持って書ける、自分の生きてきたままの感情からしか想起できない自分と大きく異なり、この作家にはどのような烈しい生き様があったのだろうかと想像してしまう。


1137現在。
二つの本を読み始める。
一つは、熊谷達也さんの、漂泊の牙。もう一つは、上阪徹さんの、職業 ブックライター。
熊谷達也さんの本は、これから当面のターゲット。ブックライターの著者は、名インタビューアーである上阪さんの本作りの極意が評判になっている。
インタビューアーの仕事は非常に関心がある。相手の思想や活動の根拠や想いを、寄り添いながら短い時間に感じ取り、その真髄をまとめ上げる仕事だ。
私にその力があるかは、分からないが、聞くことは感じることはその人の思いに思いを重ね馳せることは、好きなんだ。


1815現在。
お昼から宗吾霊堂にお札を納めに行ってきました。
境内を散歩すれば、僅かに梅の香り。ここ数年、梅の花に出会えなかったので期待をすれば、一輪だけ咲いていました。他の芽吹きは力強く、もう一週間もすれば薫り立つ境内となりましょう。
お昼はいつものように、門前の甚兵衛蕎麦を食べ、歴博の近くではワッフルを食べ、と遊び疲れてしばしコタツで寝込んでました。