帰宅しました。
今日も1日よく働きました。仕事の事はともかく、かなり集中できた日であったと思います。
明日もまた、霞が関対応の準備で、集中しなければなりません。


さて、本日の収穫は、村上春樹さんの、風の歌を聴け、を読了したことです。村上春樹さんの処女作であることは、最近作で色々と書かれてあったので興味を持って手に取りました。
村上春樹さんがジャズといつも触れ合っていたいからと、学生時代から勤めを志さずバーを開いて暮らしを立てていて、ある時小説を書いてみようと思い立って書いたのがこの本だったという。
没頭して読み終えたが、薄い本であることもあって、音楽を聴くように、さらさらと流れる詩を聞くように読み終えた。読み終えた後も心地よさが一杯である。
こんな文章が書けるといいなー、と強く思った。
これまで多くの村上春樹さんの本を読み継いできたが、原点はここにあり、と理解できたような気がしている。村上春樹流の表現スタイルの原型なんだね。


70.4⚪