異次元

出張の友として楽しみにしていた町田康氏の権現の踊り子を待ちきれなく読んでしまった。というより出張があす日曜日の夕方からとなったからである。
印象。異次元。読みながら自分が何処にいるのか不明になってしまう世界である。印象。よく分からない。もう少し他のものも読んでみたい気は十分にある。しかし,今度は図書館で探してみよう。ハードカバーで探求していくにしては,まだ分からない。印象。不快ではない。決して綺麗な世界が描かれているわけでなく,逆に得体の知れない世界である。不潔なような気もするが,吐きそうな程ではない。印象。どこか懐かしい気もする。こんな経験は全く無いのだが。印象。全集は揃えないだろう。これまでの経験から言って,気に入れば全集を揃えてじっくり取り組むところだが,同氏についてはそのようなことは全くないといえるだろう。印象。このままだろうか?同氏の書くものはこのようなものばかりであろうか。聞けば音楽家でもあるという。ロックミュージシャン。しかし音楽は聴いてみたいと思わない。1曲ぐらいは聴いてみるのも経験かな。迷うところである。同書の中には6編の短編が載っていたが,どれも同じ雰囲気である。もう一冊だけ冒険してみようぞ。
本日は晴天なり気分不思議なり。久しぶりだこのようなわけの分からないことは。