帰る

日になって慌ただしい。出社してすぐにバタバタが始まり今なお継続中なり。豊中への出発はいつになるのだろうか。果たして家に帰れるのだろうか。いや、それは問題ない。はずだ。
大阪の天気は晴れ。満天の青空というわけには行かないが、一部雲があるだけで気持ちいい天気だ。気温も暖かい。昼食もまだである。
豊中”手前の岡町”は、阪急電車で20分程度かかる小さな街だ。駅前もひっそり。そういえば阪神大震災の時は、豊中まで何回か訪れたな。思い出の地だ。一泊ぐらいしたようなしないような。
我が工場は、岡町の駅から歩いて15分程度のところ。結構寒い。冷えてきたようだ。空には雲が溢れており、梅田で感じた暖かい日差しはもうどこかに行ってしまったようだ。
工場はがらんとしており、3階の打ち合わせ室で30分ほど打ち合わせして終了。これからは特許管理も自分の範疇になってしまった。
さて、新大阪までタクシー。以前何回か通った路であった。懐かしい。当時は、新大阪から車で来たり、空港から車できたりだった。車から見た景色は、屋根瓦が落ちていたり、家が傾いていたり、被害の大きさを物語っていた。そういえば空港近くのホテルで一泊したこともあったな。オレンジ色の空港の灯にホテルがずいぶん美しく見えていた。ようだった。