暖かい日差しが隠れ冷気が襲ってくる。

もはや夕方。何事をすることもなく漫然とくつろいでいた。ワンちゃんと留守番を仰せつかり、じっとテレビを見るが、ワンちゃんは置いてけぼりに耐えきれず、外の物音を気にするばかりで落ち着かない。トイレかなとも思い階下に降りてみるが、一個にその気配もなくひたすらそわそわ。寂しいだけなんだ。かわいそうに。しかし、少しはがまんしろ。