部屋の中はポカポカになってきた。

斑の雲は飛び去り、すっかり快晴。レースのカーテンまで解き放つと、強い日差しが部屋を暖める。ワンちゃんはお腹の上でクークーと寝息をかいているという、絵に描いたような状況ではある。
午前中は、読書も少しだけで、我が身もクークーと寝息を立てていたらしい。