寒空に 駆けるQちゃん 頑張れと 拳を振るストーブの前。

8時起床。天気小雨。肌寒し。今日からリビングに石油ストーブを焚く。目覚め快調。
昨夜は、TV漬けだったな。19時から”チンギスハン”、次いでリリーフランキーの”東京タワー”、”チャングム”の最終回と見続けだった。チンギスハンは井上靖さんの”蒼き狼”の映画を下地に展開されていた。むしろ全編映画で見たいという思いが強かった。東京タワーは、NS新聞の広告担当の人が面白いといっていた作品。原作を読もうかなと思っていたところだったので、これ幸いと見てしまった。おまけに幼年時は福岡が舞台ではないか。自分の母親と父親を映しながら見ていた。母親って悲しいな。


10時15分現在。風呂上りで寛いでいる。蜜柑の皮を入れたお風呂だった。毎日欠かさない簡単ジャグジーは休日には特に和みを得ることが出来る。
昨日の午後に、長い時間がかかった井上靖さんの”風涛”を読了した。フビライは、丁度チンギスハンの3代目になるという。昨夜のTVでチンギスハンの直系の子孫という人が登場していたが、福々しい顔をしていた。しかし、その長い血統を受け継ぐに当たっては、チンギスハンの血統であることを伏せなければならない不遇の時代があったというから、その境遇には決して一言では語れないものがあったのだろう。
確かに、”蒼き狼”を読んだ限りでは力任せの征服の感が強いが、それだけに屈辱の歴史もあったのだろう。だが情報を大事にすることや、人材を活かすこと、信義を重んじること、急ぎ平和を作るための見せしめに恐怖の仕置きをする以外は無駄な殺戮はしないことなど、教訓となることは非常に多い。自分の戒めにもしておきたい。
しかし時代はあちらこちらに行ったが、”敦煌””楼蘭””額田女王””天平の甍””蒼き狼””風涛”と読み継いできたことの印象は大層深い。これで井上靖さんの西域物は全て読んだことになり、しばらくは別の旅路に出掛けることになる。戻ってくるとすれば、改めて西域に触れたくなったときで、同じものを読むのであろうな。
アクセスログを見てみると、”信長の棺”の時はかなりの検索があったが、今回”チンギスハン”や”東京タワー”についての検索は殆どない。話題をさらうには小さなトピックだったのかな。

15時40分現在。DVD焼き込みの途中8枚終了。作業をしながら女子マラソンを見た。Qちゃんは惜しくも3位。昨年は偶然にも会社の前を走り過ぎていくQちゃんを見て感動を覚えたが、今年は無念な結果に終わった。再起に期待している。

そうそう新聞の広告で、天涯の新しいのが出たって見たので探しに行って買ってきた。ついでに前から気になっていたロングテール物も調達。またストックが増えてしまった。