CTの環をくぐり ギューンという回転音とともに 宇宙に飛び立ちたい。

5時半起床。天気はやや曇り。目覚めは快調。
本日の予定は、千葉大で精密検診。朝9時から採血採尿、2箇所のCTと続き、午後になり代謝内科、泌尿器科の受診となる。終わるのは16時過ぎとなろうか。


17時30分現在。そして病院から開放。
朝、家を8時半に出て千葉大に入り、採血採尿、CT2ヶ所、診察2科受診ののち、漸く開放されたのが16時。それでも調剤薬局で薬を貰うことまでは出来ていない。明日か明後日に小川町の調剤薬局で処方してもらうことにするつもりだ。
診断結果は、転移は心配することはないということで、前回の会社の健診で指摘された不安な情況からは一挙に開放された。
3年前の手術後、10年生存率を通知されたが、いまだ順調といっていいかもしれない。
一日中、病院に拘束されると、暇とはいえ非常に疲れる。持ち込んだ分厚い小説こそ進んだが、CTの結果を聞くまでは、心の隅では穏やかではない不安感がしきりに顔を出してしまう。また、病院の待合のソファーも長時間待機仕様には出来ておらず、30分単位で移動したり散歩したり、喫煙することになる。


19時20分現在。
夕食終了。今日は、とってつけた昨夜の一夜漬けの運動で、足の付け根が痛い。運動がなければリンパで多いに悩むところだが、乗馬のせいであることは間違いない。今日から寝る前に習慣付けるようにしよう。
本日の読書は、”女神”。病院で一気に読み、もう少しで読了となるだろう。初めての女性著者だが、女性の感覚が滲み出ており、特に後半グイグイと引きづられて行った。最近読んだ中で、”北方兼三”さんの”旅のいろ”のシチュエーションとよく似ており、これを女性の主人公の視点から書いているような感じがした。情事の話は全く出てこず、そんな場面がなくともちゃんと成立する面白さがあるということを、証明しているといえよう。
本日はこれにて業務終了。