海中に泳ぐ 幻想の踊り子達よ お陰で心甦ったよ。

12時半現在。
美ら海水族館から出発するバスの中から。携帯でアップ。
昨夜の行事は皆の力で大成功。
まずは励まし励まされてきた、相棒に最大の感謝と称賛を贈りたい。続いて共々に協力しあった仲間達にも感謝する。
ありがとう。みんな。


22時丁度現在。帰宅しました。
本日、7時起床。昨夜の就寝は、25時過ぎだっただろうか。自室に戻るも標準ベッドは占有されており、スタジオベッドが我が物となる。それはそれで最初から想定しているのでいいのだが、長さが足りず足が出てしまい、しょうがないので何も掛けずそのままの姿で上に寝転んだだけだった。さすがに冷え性の足は冷たく、充分な睡眠は取れなかった。


施設は大変に豪華であり、とてもプライベートでは使えない。高いんだろうな。
昨夜の夕食は殆ど取れなかったので、今日の朝食はタップリ。けれど何だか疲れも出ており、体調は芳しくない。


美ら海水族館は、素晴らしかったな。普段、美術館や博物館などに行っても、一点一点の前での滞留時間は短くスッスと見ていくのだが、この水族館はそれらの感覚とは全く違い、一つ一つが心を開放する魔法のリラクゼーションのようで、じっと見入ってしまった。
大ホールのようなところで見たパノラマの大水槽の前で、30分ほど、疲れもあり左わき腹の鈍痛も強く、椅子に座って水中の幻想的な景色を見ていると、ジンワリと涙が出てきた。照明は暗く感傷に浸るには丁度良かった。
大きな仕事が一つ終わったということもあるが、それよりも何か違うものが心を支配している。
現在、家についてもなお、わき腹は鈍痛がしている。


昨日の30周年記念行事は、自分の演奏補助は緊張で余りうまくいかなかったが(失敗するのもご愛嬌だと思っているが、それよりもロートルがこんな挑戦をするんだという気概は見せたかったんだ)、その他の部分は全く頭に描いていた設計どおりにいった。
これまで約40年間もいろいろなイベントの仕掛けに携わってきたが、最後に浴びる賞賛の感動を味わうことの喜びだけで頑張ってきたような気がする。
今回の、全体の流れは、昨年春のお誕生日会で、初めて”サライ”の歌に出会い、肩組み合って歌った感動が忘れられず、その瞬間にこの行事の全体の流れと締めくくりを構想した。
全くの想定どおりに行ったが、その想定というのは、古き思い出を辿り、思い出し、懐かしむと同時に、決して忘れることなく心に杭打ちをして、新しい未来への励ましとする、ということにあった。そのために創った歌も、30年を記念するという言葉を一切使わずに、次の30年をどう生きていくか、どう若い人たちにつなげていくかという言葉で表した。
Tさんがつけてくれた曲を、練習のためにどれだけ歌っただろう。歌うたびに、心清々しくなっていった。
ある意味、今回の共同作業の経験を通じて、歌の素晴らしさ、心に杭打ちをする強さを感じさせてもらった。


明日からは、また新しい週が始まる。山積みの仕事が待っている。
元気を出して、挑むことにしよう。
我が身体よ、我が病よ、もう少しだけ仕事に取り組ましておくれ。


朝:ホテルでのバイキング
昼:美ら海水族館の屋台で沖縄ラーメン、ビール1杯
晩:ジンギスカン海ぶどう、三穀物米ご飯、茄子のお味噌汁