目が覚めたら もう一度 違う朝が始まっていたらいいな。

5時半起床。天気は雨。目覚めは快調だが、昨夜マッサージ機の上で、疲れ果て深夜までうたた寝したせいだろう、鼻風邪を引いたようだ。咳も出ている。
今日は、千葉大での精密検査、CT2箇所を撮ることになる。

予約とはいえ、時間は結構押すことになるので、どの時間に会社に戻れることになるだろう。


15時半現在。帰宅しました。
結局会社には行かず仕舞い。
予感はしていたものの、非常にショックな診断で、”とうとう捕まってしまったか”という気持ちだ。CTの結果は、右の肺に大きな影があり呼吸器科で新たな検査診断の必要がある、というもの。画面を見せてもらったが、本当に大きな影ができている。
この2ヶ月近く段々と背中が痛くなってきたのもこのせいだったんだな。医者は熱が出ていないことを不思議がっていたな。
呼吸器科の予約は。明日は満員でダメで明後日ということになった。また、血液検査に始まり、CTやレントゲンなどが始まるのだろう。
医者から、今後の段取りを聞いて、キーマンと相棒にはすぐに電話を入れておいた。


19時半現在。よく寝ました。
家について、連れ合いによく説明をしたあと、疲れたのだろう、寝てしまった。3時間ほど寝たのかな。
先ほどまでのことが夢だったらよかったが、胸の痛みが、夢でない現実を示している。
寝付く前のテレビは、”プライド”の再放送だった。この番組には演出機材も提供していたので強く思い出に残っている。そのまま寝付いて見た夢は華やかな昔の思い出ばかり。
おいおい、まだ前進はあるのだから夢の中で記念番組ばかりをやらないでいておくれ。
しかし、明後日精密検査の結果、直ちに入院となるかもしれない現実は、そう楽観できるものではなかろう。
実は今も咳き込んでおり、ますます酷くなっていくのだろう。その中で、今日の決断はどうだったのだろうか。検診後、そこから会社に出ても16時過ぎには着けただろう。また、明日の検査はなかったので明日の重要会議には対応できただろう。けれど、そうはしなかった。ひとつは、段々酷くなる痛みや咳を押していく気力が失せた。特にCT画面の酷さを見て。
もう一つは、前回の入院で、仕事は、いつ休んでも必ず誰かの手で進行する、という経験をしたからだ。その仕事の重要度が高いほど、瞬間の仕事には大きな影響は出るが、その分、人が育つということになる。
けれどその場合には、病気が治り復帰しても、自分は新たな仕事の領域を見出すしかない。けれどこれは若い人には辛いことかもしれないな。
今回のことは、自分にとって大きな局面が転換することである。それは命かもしれないし、会社かもしれない。


もう寝ます。おやすみなさい。