街の景色は イチョウ落ち葉の ゴールデンロード 鮮やかな 淀屋橋。

10時半起床。よくよく寝ました。本当にふやける位。更に眠れそう。天気は快晴、日差しは強く居間は暑し。
今日は呆けた一日を過ごすつもりだ。お腹の調子もまだ痛くてよくないし。
千葉大の眼科検査の結果を聞く受診は、仕事の都合で予約を違えたがために、次回は1月になってしまった。大学病院の混み具合からこんなものなんだろうが、いかにも長すぎる。途中で悪くなれば救急で行くしかないのだろう。


最近心に決めて実行していること。キーマンにも言ったことがあるんだが、自分が”病気の総合デパート”の様になったがために、人の縁をより大事にすることだ。
今日喧嘩して気持ちを違えたままいれば、明日にはもう会えないことがある。出来る限りその日その場で解決しておきたい。思ったことはその時に伝えておきたい。
朝、家を出るときに、昔は口喧嘩をしたまま出かける時もあったが、最近は決してしない。
最後にあったときの憎々しい言葉が、永遠の別れの言葉とは寂しいものだから。
自分が逝くときには、大切な人への想いのままに逝きたいと思っている。特に大切な人には。
人は縁起でもないと言うだろうが、病気の総合デパートの売り場には、末期の定めも売っているのです。
こんな思いだからこそ、仕事に全霊を尽くすこともできるのでしょう。仕事にだけは悔いを残したくはない。自分が生きた証のほとんどは、その仕事に尽くした姿にこそあるのだから。
そして、大切な人のほとんどは仕事で出会った人だから。


16時50分現在。ああもう日が落ちる。
一日中呆けていた。寝ていた。本も読まず、何も考えることもせずに。久しぶりのアップルパイを食べてまた寝るんだ。


17時半現在。目の前に分厚な本が。
百田尚樹”さんの分厚な”錨を上げよ”上下が我を呼んでいる。だがその分厚さに気おされて躊躇っている。この暮れに読むことを決めているんだが、にぎわっている我が家で読めるかという心配もある。電車に持ち込むにも枕になりそうなこの厚さは余りにも。


19時20分現在。そして風が騒ぎ始める。
今宵が訪れる。風を従えて。
一昨日の淀屋橋の景色を思い出している。一面のイチョウの落ち葉で広い道が金色に輝いている。
夕方少しだけ、コードの練習をしていた。鍵盤には薄らと埃が被さっていた。ごめんね気まぐれで。
さあ、今日もそろそろ自分の帳を下ろそうか。家人は、スケートに見入っているが、自分はひっそりと消えよう。