疲れ果て、トボトボと深夜の帰宅道、背を丸めずにシャントしなさいという天の啓示を聞いた様で、大きく背伸びして空を見上げれば、満天の星が輝いており、ひときわ明るいいくつかの星から、君の人生そう捨てたものじゃ無いよ、と問い掛けもされ、そうだよねと力強く奮い立ち、足取りスッと軽くなる我。

やっと今頃になってアップする事に。
今日も一日慌ただしかったな。席につく時間もほとんどなく、一日中会議。漸く開放されて時計を見れば九時近く、それなら直行バスで帰りましょ。と東京駅まできています。何時もの喫茶店でしばしのクールダウンとまいります。
明日もまた、喧騒の中。ただ、夜はしっとりと紹興酒の予定です。


2300現在。帰宅。
こんな夜更けに夕食を食べると、明日の体重計の値にビックリする事だろうが、仕方が無い、お腹は減っているんだから。
直行バスの中で、オリンピックの身代金、を読んできたが、もうあと少し、クライマックスである。この作品、奥田英朗さんの、久々の名作であろう。
合わせ読みしているものに、伊坂幸太郎さんの、モダンタイムスがあるが、これは未来の縮図でやや破天荒。SEが主人公で登場しているが、、まあよくこの業界のことをご存知な様で、コンパイラの言葉が出てきたことに驚いた。
いずれの作品も、著者の個性あふるる物語である。
ティージョブズの伝記が出たらしいが、敬意を表して英文で読んでみようかと迷っている。何故かと言えば、最後の伝記は、どんなに時間がかかっても良いから、克明に読んでみたい気持ちがあるからだ。
いつか昔、村上春樹さんの代表作を英文で読もうとしたんだが、その時はあっけなく挫折した。