室町新町通りと巡り歩き、祇園祭の粋に触れ、月鉾のピーヒャラを聴きながら、いつもの屋台のハイボールに出来上がれば、西山に陽が沈む。

おはよう、夏の日差しさん。
今日は、バタバタしてお昼過ぎくらいの新幹線に乗りたいものです。


1240現在。ひかり乗車。
京都まで数分しか違わないので、ひかりに乗った。のぞみができてから初めてじゃないかな。祇園祭の賑わいがどんなものかは知る由も無いが、それを感じたら大阪に向かうとしよう。
どこら辺りで祭りを見れば良いのか不明だが、まずは、四条烏丸にでれば様子がわかるだろうね。


本日の車中読書は、空色メモリ、だ。


1450現在。米原
空色メモリを読了した。
自分たちの高校生時代にも、こんなことがあったような無いような?ホンワカとした昔の時代に火を灯らせてくれた。
工業高校には、女子生とは僅かしかいなかったが、それでも憧れのマドンナ争奪戦はあったっけな。だからこそと言った方が良いのだろうか。
小説の内容は、小さくて大きい出来事が、毎日胸を痛め少しづつ成長し賢くなっていく、仄々とした高校生活が描かれている。
よーく考えれば、じっくり考えれば、今もその時代とさして代わりはしないのだろうね。小さくて大きい毎日の出来事は。
幸せなんだねきっと。


先程確認したら、昨日、携帯メールに姉がまた緊急入院している、の一報が入っていた。可哀想に、本当に辛かろう。


1950現在。淀屋橋着。
今日は、何年来の念願が叶い嬉しいね。
祭りの本体がどこで行われているのかもわからず、まずは、八坂神社へと向かってお参りをする。途中でもらった団扇をよく見ると、鉾の中心はなんといつもの定宿の、今日は満室で取れなかったが、西洞院の近くではないか。まるで反対の方角に行っていたんだ。
室町通りから新町通を散策して祇園祭の洗練された祭り情緒をたっぷりと味わってきた。ホコ天のちょっと前に、いつもの屋台、ニューシンマチで軽く一杯やってきた。
店を出ると、月鉾、これはこの時期になると練習の音色が聞こえていたんだが、本日ようやく本番に立ち会えたということになる。壮大なものだね。
本日は疲れも合間って、良き夢が見れるだろうか。うん、きっと見ることができる。そして出会える。


本日の車中毒は、鹿島田真希さんの、ゼロの王国だ。