おはようございます。
久しぶりの雨の朝です。
昨日は体調のこともあり、一日中静かにしておりました。
本日もほぼ同様かと。
少し仕事が残っているので、早く取り組もうとは考えています。


1252現在。
終わらざる夏、を読了した。
日本が8月15日に終戦を迎える前後の話であった。降伏をしてもなお、樺太の手前の島で戦わざるを得なかった人々の物語であった。
戦争という残酷な物語が、大きく重く自分の気持ちにのしかかってきた。
さて、仕事にかかろう。


1410現在。仕事一段落。
薄暗い空の下、気持ちも暗い。
法治国家の原則は、警察機構や裁判により善悪が裁かれ罪を罪とする。それで国の平和が維持されている。それでも犯罪は無くならないが、多数の市民の平和は保たれている。
翻って国家間は如何様に考えればいいのだろう。
多くの人類の理想的考えは、国連の機能に期待されているのだろう。確かにそのような機能がなければ世界は収めようもない。
現在、完全に国連が機能しているかは別物として、どのように考えても世界の平和はそこに帰結する他はないのだろう。
国連の監視機能や警察機能が働きさえすれば、先日の若者が言うように、のちの正義の裁きや回復に委ねて、無益な戦いを捨てて降伏することも大きな考えかもしれない。
法治国家を作り、法治世界を編み出した人類の叡智は素晴らしきことである。
結局、こんな素朴なところに帰着するんだね。理想論だよとか青いねと言われそうだが、人類は編み出した平和モデルを既に持っているんだ。

さてこれから、原田マハさんの、旅屋おかえり、に入るとしようか。


2222現在。
原田マハさんの、旅屋おかえり、を読了。一気読みだったね。
なにかこれまで読んでいた原田マハさんと少し雰囲気が変わっていた小説だった。きりりと肩を張っていた原田さんが親しい友のように感じた。
今朝の重い気持ちが解きほぐれた。キャロリンさんありがとうございました。