やっと見つけたアールグレイ 今宵は重厚な香りに包まれて 静かに本でも読みましょか。

おはようございます。
激しい雨です。
こんな日は家にいたいけれど仕事じゃ仕事じゃ、と気分高揚させて出掛けましょう。


1854現在。スカイライナー発車待ち。
今日も早くに失礼してきた。
仕事はやや重いものもあったけれど、慌ただしくなくまずまずというところかな。
上野駅に向かう途中で、新規開店のお洒落な食材屋さんに寄って見た。ふと紅茶のアールグレイを飲みたくなったからだ。紅茶なんて数年に一度しか飲まない位縁遠いものだったが、数か月前に花見に行った大日本インキの庭園で飲んだ屋台の紅茶ーアールグレイーの味が忘れられなくてね。今日はふと立ち寄らせる気が起こったんだ。
大昔に神田錦町の大学に通っていた頃、大学の近くの喫茶店で毎日のようにロシアティを飲んでいた。気取っていたのかな。確か紅茶に苺ジャムを入れたものだった。甘党だったから好きだったのかな。
卒業以来、紅茶はほとんど飲むこともなく過ごしてきた。
アールグレイの重厚な香りに魅せられているんだ。今日の夜もそんな楽しみが出来るといいな。
明日は夕方から出張の予定。マキシムのハイブリッド珈琲を持っていこう。現在、朝一番、寝る前、私には珈琲が必需品なんだ。


2144現在。
楽して作家になる方法、を読了しました。アールグレイを飲みながら。
解説にあるように涙することはなかったけれど、随分身につまされたね。自分の置かれた立場と全く同じ状況に、頑張れと声を掛けることしきり。
最後には本が出ることになりホッとしている。
苦節20年近く、家計にも窮し、職も転々とし、それでも諦めずに書き続け応募し続ける。本当に身につまされた。
それに比べて自分の努力の足りなさは。。。
かなり元気は出てきた。そういう意味では手にしてよかった本だ。
この本を読みながら、一生を街の発明家として全うした自分の父親のことも思い出した。ある意味、作家志望も、発明家も同じなんだよね。その血を引き小説家になりたいと思う自分は、これまた同じ穴のムジナなんだね。