おはようございます。
千葉の朝は霧雨です。
ゆっくりと寝ることができました。
本当は、寝室を変えた初めての休日の朝で、朝日が昇るなかの豪華な朝を迎えたかったのだが。
本日は、朝から気持ちが急いております。


2000現在。
一日中、落ち着かず不安にかられていた日だったな。義妹が義母とわんちゃんを連れてやってきて、多少の癒しはあったものの。
きて欲しいメールの返事が来ない。


夕方になり、新しい机に向かって、大昔の原稿を読み返していた。
ちょうどマルチメディアが勃興し始めていた頃の原稿だ。
約200頁に渡るものだが、いい原稿だったな。
出版の一歩手前まで行っていたんだが、その出版社の親会社のPCメーカーと仕事上の紛争が勃発し、お蔵入りとなってしまった。
その後、他の出版社で出す気力も湧かず、手元に残していたものだ。前職を辞める約二年前だったっけ。
前職を辞める端境期に異なる系統の本を2冊出したが、この原稿をお蔵入りにしっぱなしにしたのは、強い憤りもあったのだろう。
読み返しても、受けたかどうかは別として、相当な力が入った情報メディア文明史と言うものだ。
仕事の合間によく頑張っていたよねー、当時は。あまり寝てなかったような気がしている。好きなことはとことん調べ、研究し、自分なりのオリジナルの意見を生み出して、その見識を買われ本業の営業獲得に繋がっていたんだから。その一つの証が、これまでの40冊の著書が産まれ、7000冊の資料の山となっているのです。
だから、書籍の整理、捨てるための、をしていても大きな時代が終わったんだなー、と言う懐かしみとともに、いま胸にある新しい未来への創造の欠片もないことを悔いており、そのために役立つ資料を残しているのです。力を込めて、想いを込めてね。
いまの多くの苦しみも、課題も、きっと大事な資料や証になると思っているのです。