送別の宴 めくるめく想い甦り一筋の涙 青春の朝上野駅に立ったあの日を。

昨夜の送別会。歓談の中に、ふと想い浮かんだのでしょう、東北から出てきたあの上野駅の朝を。声が詰まり、涙が一筋溢れました。その姿に、私は真実と想いを見た気がしました。その瞬間こそが、彼の人の全てを物語っているのでしょう。


いつか来るきっと我が身の走馬灯。


1800現在。御宿の宿にて。
義父と義兄のお墓詣りを済ませて御宿で投宿する。
お墓掃除も大汗かいて熱心に行いましたが、腰を屈めての草取りは我が身にはもう無理で、墓石磨きと履き仕事に従事しました。屈むと立てないのです。これ程に酷いとは。
お墓参りを済ませてお寺を出ようとすると、側溝に脱輪しているご老人が居た。ジャッキを使って上げようとしているが、それは無理でしょう。見かねて同じくお墓参りのおじさんと、車輪の下に木材を噛ませ、ようやく脱出できました。


御宿の宿は、以前に義母の祝いで泊まったことのある宿。目の前が砂浜で波の音が良く聞こえます。本日は少し波が高くて、腹に響くような大きな音。
波の飛沫が霧となり、御宿の町を覆っています。
少々散歩をしてきましたが、小さな小さな港町です。リゾートでもあるようで、立派なホテルやマンションや厚生施設が並んでいます。
沢山のサーファーが海に入り、海岸道路は車がいっぱい。そんな向こうの房総の山に、大きな太陽が沈んでいきました。


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