1.沢木耕太郎さんに刺激を受けて

ほぼ毎日、沢木耕太郎botを見ていて、言い訳ばかりで何もしない、不甲斐ない今の自分を振り返っている。
そんなわけでこんな切り口をつくってみた。どれだけ続くかは不明ですが、ほぼ字余りの基点にある心の動きと同期しています。はずです。
これまで、長距離の心の旅は、何度も繰り返してきたが、現在も新しい長距離に出ようとしているようです。なかなか始動できませんが。
大病する都度、立ち上がってきたつもりですが、その直後は不安に押しつぶされそうになって、気力も失せていた時間があった。
今回は、ブログを振り返ってみても奮起して立ち直る時間を多く要しているようである。それも本命の病因ではなく脚腰の不具合というフロックのような出来事のために。
と言うわけで、旅に出ようと思っていても、もういいじゃないか、と言うブレーキが働き、それもそうだな、もうちょっとじっとしていよう、という気になってしまうのだ。
沢木耕太郎さんの言葉を見ていても、昔なら触発され奮起したはずなのに、もう旅に出掛けたくないという気まで起きてしまうのだ。
だから振り返りながら奮起が起きるとも思えないのだが、心まで強い冷え症のままで終わりたくないので、かつて燃えていた芯を根っこまで引っ張り出し、身体を暖め光らせることがひょっとして出来るのなら、という思いでこの単元をつくってみた。
情けなくなりたくない、と言う情念のつもりだ。