あっという間に

お昼が近い。ゴロゴロしている時間の過ぎるのは速い。TVを見ていると”シルミド”という韓国映画のプロモーションをやっていた。このような事件があったことは韓国の人々も知らなかった隠された事件であったようだ。
映画は大変好きだ。しかしロードショーで見たことはここ最近、いや随分まえから遠ざかっている。もっぱらTVでの再演。クリエーターのO氏は、毎週何本かの映画を見ている。という。
自分は、小説をロードショーで読んでいるとしか言いようがない。
朝日新聞のCD広告で、チェンミンさんの新しいアルバム”月”?”Moon”が紹介されていた。これは購入だ。チェンミンさんの奏でる胡弓、”二胡?”というらしい、はわたしのこころを浄化してくれる。ちなみに10年ほど前に北京上海に出張した折に、胡弓を探して購入してきた。その胡弓は”キョウ胡?”というらしい。短い胡弓ということらしい。
一度も弾いたことがない。いや弾いたのだが音が出なかったのだ。そのうち日のあたるところに飾っていたら皮が破れてしまった。最近になって胡弓を習いたい思いが強い。そのときはこの胡弓を修理して使いたい。思い出したが、この胡弓。日本に入国するときに税関でもめてしまった。なぜかというと、張ってある皮が国際条約違反ではないかということだった。驚いた。しつこく問いただされたが、自分だって何の皮だかわからない。つまりはちゃんとした楽器であって、何の意図も持ち合わせていないと説明を繰り返し、無事開放してくれた。同行していた同僚も別の胡弓を買っていたが何ともなく、悔しい思いをしたことを思い出した。彼はデパートで買い、私は街中の楽器屋で買って遥かに高価なものだった。値切ったが、ここは国営なのでまけることはできないという店員の答えだった。
デパートに付き合ったが、アコーディオンも安かった。せいぜい3千円程度で売っていた。よっぽど買おうかという気持ちになったが、当方すでに胡弓、月琴を購入しており、これ以上は手にもてない状況にあった。
次回にでも行ったときはという思いだったが、次回は食べ物に気をとられ、楽器のことはお忘れになっておりました。かように楽器は好きなのであります。弾けもしないのに。