悶々としながら 読み続ける本は それだけでも大きな価値が含まれている。

7時起床。天気は曇り。目覚め快調。背中がやや痛し。
本日の予定は特になし。連れ合いが書斎の片づけを要請している。しかし我が身は、今日は静かにしていたい。


14時現在。ひたすらのんびり過ごしている。
本日の読書は、”傷口にウオッカ”を読了。うーん。前回も書いたが、読みあわせがよくなかったようだ。作品の内容については、それなりに面白いと思ったが。


20時現在。一日中曇り。
本日は、自分でも不思議だと思うような本の読み方をしていて気がつかなかったが、”白石一文”さんの”私という運命について”を読了した。何度か涙をこぼしてしまった。
解説にも書かれていたが、これまでの作品とは、違う意識を持って取り組んだということだったが、意識を違えてこのようなものを書けること自身が素晴らしいことだ。


24時現在。
象の背中”を見てしまった。余り見たくはなかったんだが。
そして、また涙が止まらなくなってしまった。身を置き換えてシミジミとしてしまった。自分だったらどうなんだろう。いや、どうだったんだろう。そう思えば、涙がこぼれて止まらない。
最近思うのは、映画にしても小説にしても、その出来のよさや悪さは、余り関知していない自分があることだ。その中に入り込んで自分だったら、という思いだけで見たり読んだりしているようだ。
何か最近、自分にとって、大きな節目が来ようとしているのだろう。大きな力が動き始めているような気がしてならない。
本日これでお休み。