人の笑顔は アリナミン10錠に匹敵する 私の笑顔は 彼の人の心丈夫になるだろうか。

tanik2009-11-03

7時起床。天気は素晴らしい快晴。但し少々寒し。目覚めは快調。
本日は忙しい一日となる。こんな時にはFAXも来るような気がしている。随時チェックしながら行動しよう。


11時現在。そして霊峰富士が綺麗でFAX来る。
久し振りに屋上に出ると富士が綺麗に見えている。父の命日でもある今日は8年目、あの日も綺麗な秋晴れでした。その日の霊峰は見ていないが、今日のように遥か遠くまで見渡せていたのだろう。
文化祭で危篤を知って会場から慌てて病院に向かったんだった。
いま一仕事を終え、FAXでの送り込みを行って、お墓参りに向かうことにする。


12時45分現在。そして突き抜ける青空。
お墓参りから帰って来た。綺麗な空に真っ白な雲が地平に浮かんでいる。
平成13年に父親が亡くなって早いような遅いような。今の会社に入って1年目だったかな。
親父とは小さな頃からよく喧嘩をして、結局相容れないままに逝ってしまった。92歳だったから、全うしていたと思うが、それは私が思うだけで、本人は全く思うように行かず、まだまだやり残している無念のままに逝ったんだろう。
最後の何年かは、アルツハイマーであったなか、現実と妄想の中で、息子が反対ばかりして何事も認められなかったという無念の想いが非常に強かったに違いない。
自分には殆ど悔いはないが、もう少し優しくできることはなかったんだろうかと、責める気持ちが時折起こる。
いま、僅かに悩みはありながらも、充分幸せに過ごせているのは、亡き父母や義父の守りによってであることに、今日の日に改めて感じている。
心から有難うございます。
また、この現実の毎日を悔いもなく生きていけるのが、家族と大切な人による力強い支えによることに感謝したい。自分もその人々を決して裏切ったり、迷わせることがないように、心決めている。


16時40分現在。そして秋の日と陽だまりで仲間と。
文化祭から戻ってきた。絶好の日和で旧友と会う。
風は冷たく手はかじかみ、擦り合わせながらの談笑であったが、皆元気で嬉しかった。
家に着くと新たなFAXが来ており、すぐさま占領される、我が膝の上の”もち”の背中にPCをおいてリラックスした姿で仕事は終了した。
もはや、散髪に出掛ける気力は失せており、この長髪のままこの週を過ごすことになる。


19時現在。そして日は落ちて。
義妹家族もワンちゃんも帰っていき、静かな我家となった。家の中が喧騒にあるのはいいことだと思っている。12月にはいると義母がやって来る、そういえば今日が誕生日で、今頃はmagoさんと共にケーキを食べている頃だろう。
義母がいる我家も明るい。
”幸せを絵に描いたような”とは、このようなことなことなんだろうな。きょうは言葉遊びで、逆に”絵に描いたような幸せ”とはどんなものなんだろう、とちょっと思ってた。
とにかく、今日の青空の下で笑顔が集まること、我家に笑い声が絶えないこと、これらは最上級の幸せであることは確かである。

本日は、これをもって、心地よく終わりを迎えることになりまする。