雷に打たれ 涙こぼれ 景色が変わる 自分の未熟に 恥じ入るばかり。

おはようございます。
4時50分起床。天気は晴れ。北の方に真ん丸なお月さまが輝いています。
目覚め大いに眠し。昨夜23時には寝付いたはずがどうしたことだろう。今朝は4時の目覚ましで一度目が覚めて、昨日の悪夢を繰り返さないために根元スイッチは切らずに、5分おきに目覚ましに起こされる。それでも約10回、うとうとの繰り返し。こんなことは大変珍しい。どうしたというんだろう、自分の身体君。もっと、ピンシャンとしなさいっ!
きょうの予定は、慌ただしくなりたい。願いです。暇という訳ではないのです。相談事があるのだが時間が生まれないのです。


12時40分現在。
今朝の車中”中原の虹4”の後半にさしかかった。浦安付近でどうしようもなく涙がこぼれ始めた。いかん。途中で止めてしまった。下を俯いたまま。しかし考えると、また涙がにじむ。他のことを考え始めた。しかしそれも生きている、活かされている、幸せが物語と同期してしまう。
話の内容は、”蒼穹の昴”の初めにあった”チュンル”の出自に関わることだが、家族を捨てて家を出た宦官”チュンル”と、張作霖の下で馬賊から大いに出世した兄が、それぞれ国を代表する高官となって出会う。また、妹は国を捨て亡命した元高官の妻となり、それが大きな政変・革命の結果、再び国へ戻る事になり兄と再会すると言う場面である。
なんとも雷に打たれたような思いだ。
血の滲むような、極貧の中に生きてきた、それぞれの思いは、恵まれた生き方をしている我々の多少の複雑な思いは消し飛んでしまった。もっと感謝して生きて行かねばならないんだ。そんな天からの雷が落ちてきた。
深く反省をする次第。物語の情感と、情けなさ不甲斐無さに涙こぼれた次第。


21時現在。帰宅。
きょうは戦いの日だったかな。今朝の雷の御蔭にて。不毛なことは許さずというやり取りがいくつかあった。
大切な仲間を悲しませてたまるか!


明日もまた慌ただしい一日が訪れる。夕方からの会議の資料はまだ片鱗もない。明日はどこかで酒を飲んで帰ろう。自問自答。と思っている。気持ちの整理をしておくつもり。


帰りに昨日立ち寄った丸善にて、気に入った万年筆を購入してきた。4000円強だった。
”この万年筆とても書きやすいね”
”ありがとうございます”
”どんな人が買っていきます?”
”この万年筆は、初めて万年筆を使う子供たちに、と言う人が多いですよ”
”へーっ、そうですか。とても書きやすいから子供さんにも良いのかも知れませんね”
ちょっとビックリしたけれど。これを使って、初めての人が万年筆に親しみが出るといいな。自分の場合は筆圧がとても高いので、乱暴に使っても良い味が出る性能がぴったりなんだろう。
この万年筆を使って最初の手紙を、キーマンに書こうと思っている。丁度入社して10年になる思いを伝えたいと考えているからだ。入社のときに同じように手紙を書いた。強い思いで。
その10年の総決算のつもりだ。
隣の書店(丸善)で初めて見る吉田修一さんが2冊。最新刊ではないようだ。写真とのコラボになっている。もちろん調達してきた。
今年は吉田修一さん、白石一文さん、百田尚樹さん年間だったな。昨年から今年は浅田次郎さんもしっかり継続している。いい作家に出会ったものだ。


朝:生姜蜂蜜トースト、サラダ、納豆
昼:六文
晩:中華丼、スープ