おはようございます。
まだ真っ暗。
昨夜は電気をつけたまま寝てしまったので、眠りが浅いような感じでふわふわしている。
さて今日も頑張りましょうか。元気を出して。


1810現在。
少し疲れが出てきたかな。
やはり長距離の移動は疲れますね。
本日ののぞみは、最悪のB席、ほぼ満席でした。肩をすぼめ足をちじめ、キュッとなっておりました。それでも本は読んでおりましたが。
現在待機時間ですが、終わり次第帰りましょうか。
まだまだ、村上春樹さんは終わりませんが、人となりや書くということについてのこだわりがよく分かりました。
ノーベル賞取れるといいね。心からそう思います。


2200現在。帰宅しました。
やはり疲れていますが、食べてすぐに寝るわけにはまいりません。
帰り道、村上春樹さんの、インタビュー集を読み耽ってきました。
分厚な本ですが、そしてまた何人ものインタビューアーが時を変え入れ替わりインタビューしている集大成です。同じ内容も繰り返し出てきます。しかし、どうしたわけでしょう、同じテーマでも少しだけ視点が異なるだけで、飽きることがありません。
彼の言葉の中に、定点が必要だ、というものがありました。
毎日を過ごしていると、自分は変わらず周りの環境が変化して行く、と心に写るものですが、実は同時に自分も漂流している。
そんな戒めのために、定点が必要だ、と言っています。もちろん絶対的定点などありようもないのですが、大事な人、心から信頼する人を定点として、その人の目でみる、その人との距離を図る、そんな定点を指し示しています。
重要なことだと思いますし、自分にもそのような定点があります。
それは人であり、人生の目標でもあります。
また彼は、人には誰しも、心の中に暗闇があり、その中に降りて行くことこそ物語を創ることだと言っています。当然私にも大きく深い暗闇があります。それといつも対面しています。とてもブログに書き表すようなことではありませんが、暗闇と戦った毎日の結果は私の言葉にもブログにも現れています。いつかその葛藤が新しい創作に結びつくと思っています。
インタビュー集は、このように様々な自分を振り返らせてくれるのです。