本日は自宅作業としています。
昨夜は家に帰ってきてから、義兄と飲みながら深夜まで様々な話をしていました。映画のが中心だったかな。彼の頭の中は映画のことで頭が埋め尽くされている。そりゃーそうだ、40年以上映画制作とともに生きてきたんだからね。自分の知らない世界は中々に奥深い。昨夜の話で興味深かったのは、小説が映画になって行く権利関係の話だ。映画プロデューサーの世界は真に興行師の世界だった。
一方、MITのメディアラボ所長である伊藤穣一さんの、シンポジウムの話にも映画の話が出てきたな。米国ではいま、TVの視聴減少が一変し、プロが作った映画の放送視聴率が伸びているという。CATVしかりだそうだ。
伊藤穣一さんの、冒頭の話で、科学と技術、芸術とデザイン、という話はインパクトがあったな。また、生態の信号とインタフェースあるいはコンピュータ。興味深かったな。
先日、テレビ業界に就職した新人君は、放送局でCATVへの番組契約の営業をしていると言っていたが、日本のCATVではどうなんだろうね。
昨日は、自分を強烈に刺激する世界と改めて触れ合って幸せな一日だった。
若い人たちも、汲々とした狭い世界の中だけでものを見ないで、広く目を開いて触発されればいいと思うな。
昨夕のシンポジウムに参加した人たちは、予定では200
人と聞いていたが、結果400人以上の参加者があり超満員の会場となった。ほぼ若い人、どうだろう20才代から40才代の人々で出版関係の人が多かったな。


2044現在。
毎日少しずつ読んでいた、発明家に学ぶ発想戦略、を読了した。随分刺激を受けたな。お陰で小説を読む時間が減ってしまった。
明日からは長い出張だが、どんな本を携えて行こうか。楽しみだ。
最近ビジネス本に外れがなかったね。というか、読む視点が或いは取り組む気持ちが変わってきたのかもしれないな。