快晴。

のんびりとした午後。
上半身を剥き身にして、陽光を浴びている。虫干しのつもりだ。最近は強い日差しに射られることなどないので、絶好のチャンス。
携帯でFacebookTwitterを確認すると、未接続になっている。Googleも同様だ。どうしたんだろう。電話は繋がっているんだろうか。WiFiがおかしいのかと思ってiPadで接続すると問題なく繋がる。ということは、iPhoneの設定の問題だ。ネットで調べてみよう。そういえば昨日からTwitterが見れなかったよねー、と気が付いた。


本日は、これから殉愛を読むことにしよう。これは保存版とせずに相棒に送るつもり。いつか感想を聞いてみたいものだ。
沢木耕太郎さんの、波の音が消えるまで、は永久保存版とする。


恐るべしインターネット。調べて試すと、直ぐに復旧した。さあ、これから読書だ。


1621現在。
殉愛を読了しました。
私は、やしきたかじんさんが出演している番組をおそらく見たことがなく、歌を何度か聴いた程度のことでしかない。だから、単に非常に強くもまた弱い男と壮絶な闘病の記録として読んだ。そしてそれを支える女性との瞬間的出会いから始まる女性から見た献身的な物語であると。さらに、財産や嫉妬に絡む怨念の仕打ちが綴られている。
私がこの本を手にしたのは、尊敬している百田尚樹さんの本だったから、それだけのことでした。読んでいる途中で、亡くなった人のことをこんなに早く書いていいものだろうかという気持ちも生まれた。激しい人だっただからこそ、色々な評価も生まれるのではなかろうかと。
しかし、作者が描きたかったことは、瞬間に生まれた愛情であっても、このように寄り添う深い献身的な愛情が生まれるのだということ、ではなかろうかと思っている。
今や、ここまで闘病を支えられる相手がいるのだろうか、ということを問いたかったのではないだろうか。世知辛い世の中で、病気になった途端に見放すような事件がニュースに溢れている。