おはようございます。
寒さは厳しくありません。夜空も明るく晴れているのでしょう。
本日は午後から採用面接です。初めて会う5人の若者たちがどんなエネルギーを与えてくれるのでしょうか。楽しみです。


1945現在。
本日、無事終了しました。エネルギーをもらえたかといえば、私の方が優っていたかもしれません。
以下全くの独り言。敢えて言うまでもなくこのブログは独り言でしかありませんが。
私は、若い頃は非常に思い込みが強くてある意味独走しがちでした。それは自分が失敗したことも伏せておきたい、抱えているプロジェクトにとって悪いことでも可能な限り一人で解決しようとしてあまり報告をしなかった。
その結果、顧客から会社に罰金を科せられたり、結果訴訟事に発展したりしたことがあった。それでも尚且つ弁護士に全てを話すことをためらうことがあった。しかし、とても可愛がってくれたその弁護士先生(とても高名な先生だった)は、順々と諭してくれた。
事態は、約1億近い争い事だったので、当時の会社の経営にも関わることであった。自分でも恐怖にかられ余計に心が構えて硬くなり、更に口が閉じることがままあった。先生はそんな時に自らの経験を話してくれて、全てを話すことが事態を好転させることにつながるよ、と諭してくれたんです。庇ったりする必要もなく、事実や状況を聞いたままに伝えてくれればいいから。それが会社や引いては社員のためになることだから、と。
その結果、自分の心の負担が軽くなり、一切を話すことができました。訴訟は我々の全面勝訴となり、自社の関係者の誰もが悪者にならずに済みました。平和が訪れました。
それ以来、法務に携わることが多くなったのですが、あの時の事をいつも思い出し、時によってはこんなことまで話さなくても、という事もリスクとなれば、関係者が共有できることを心がけるようにしています。場合によっては、人を傷つけることもあります。申し訳ないと思っています。
しかし、何より大事は、窮地に陥らないように防衛することだと思っています。何より私が過去に窮地に陥らせた張本人で戒めとなっています。なんでもないことが、事態が進めば恐怖の毎日となって心を責める気持ちとなってしまうことが、いつでも起こり得るということを知っています。
私がそんな気持ちになれたのは、50歳を過ぎた頃でしたから、あまりに遅い自分のリーガルマインドです。当時は、毎日眠れない日々が続いておりました。


2310現在。帰宅しました。
今日は朝と夜にイライラごとが発生。いずれも電車の中でのことだが、乗降口の両サイドに、一人はおじさんがスマホでゲームをし、1人は高校生がスポーツバッグを床に置いて、乗降口を塞いでいた。朝夕共に。混雑した電車なので皆が細い隙間を縫って乗り降りしている。ちょうど私が降りる駅でも彼らは全く変わらない姿勢のまま。最近気が短くなっていることもあり、降りる前に、邪魔なんだけど、と言って注意すれどなんの反応もない。私の言葉に乗降客は我が意を得たりと、やや強引に彼らを押しやりながら乗降していった。ただそれだけの事なんだが、余りにも無関心、我が物顔に呆れてしまった。ドアが閉まって再び彼らは何事もないように同じ位置で場所を占有していた。

今日の話の中で、情報をよくキャッチしてくれたことに感謝している。私では出来ないことだ。そんな情報を素早く繋げてくれたことが嬉しい。私の役割は、その情報による弊害が少なくとも拡大しないように、そしてまたそれにより潰れる人が出てこないように、組織を通じて牽制し改善を行うことだ。もちろん情報は全てが真実であるとは限らないが、その一端を示していることも多い。
同じくヒアリングを提案してくれたことの実践を進めなければならない。問題意識があるからこそ、情報を察知し繋げてくれ、また提案をしてくれている。今度は私が問われる番である。


今頃夕飯を食べ、あと一時間は横になることができない。逆流性で真夜中から苦しむことになるからね。
明日は明日でまた、慌ただしい一日となります。