おはようございます。
今日もいいお天気です。
恐らく本日は、資料作りに追われると思います。これから3月までは、気を緩めることができません。


ジョナサンアイブの物語は、後半に入りました。デザインとは、製品にかぶせる単なる衣装ではない、という言葉が強く記憶に残ります。私も長い間、MACを使い続けてきましたが、形の格好良さについてはあまり美的センスがないので、強く感じることはないのですが、パワーサプライケーブルの磁石によるコネクションや、CDの自動吐き出し、優れた操作上のGUI等感銘を受けました。
当時、私が強い関心を持っていたマルチメディアの制作環境も個人が投資できるギリギリのところであったが、MACが実現してくれていた。
初期のiPodを購入した時も感動した。いつものアップルのように、操作説明書はなくて、数分間弄り回しているとすぐに使い方が分かった。その直感的操作感と、自分のCDライブラリーがすべて収納でき簡単な操作ですぐに聴ける。家電量販店でデモを見てすぐに買ってしまった。


0940現在。
我が家では、義母と観梅旅行の計画が出ている。しかし、私には今そのスケジュールを組むことが出来ないので、連れ合いと義妹家族と義母の旅行会にしてくれるように頼んでおいた。休暇のゆとりが生まれるのは、総会後の夏休み近くでしょう。
大学の無線クラブの旅行会も欠席の通知をしたし、これからの色々なお付き合いは、その日暮らしの中で瞬間生まれる平日の夜位のことになるでしょう。それもまた、変化と緊張を楽しめて良いと思っている。


1020現在。エレベーターピッチ。
いま自分が鍛錬しているのはエレベーターピッチではないかと感じている。毎日数頁ずつ読み進めているアイデア発想フレームワークという本を読んでのことである。
短いキーマンとのやり取りの中で、ほんの数分で内容を理解してもらい提案や課題を判断してもらう。場合によっては、本当にエレベーターの中で、タクシーの中で。もともとエレベーターピッチという言葉や内容は知っていたが、本を読んで、ちょうどスキットの項で、自分も同じことをしていると気がついた。
いつでも会った時に、すぐさま確認できるように確認事項メモを作成しておき、その要点と選択肢、を何度も繰り返しては修正し頭に入れる。もっといい方法はないかと、そのスジを考える。これはこの本の中にあるストーリーテリングということだろう。
もちろん大失敗することも実に多い。突然そのタイミングが訪れて導入を間違えたり、その場の状況(キーマンの頭が別の優先事項で占められている等)を斟酌しなかったり。そんな時のリターンマッチは特に難しいなー。
この本の良いところは、ほとんど全ての手法が網羅されているのではないかということだろう。惜しむらくは、凄く薄い本なので、要点のみが記されていることだ。詳細について、いま話題となっている三谷さんの全史シリーズのように著作化されるとかなり反響を呼ぶことになると感じている。ちなみに三谷さんのビジネスモデル全史は、ビジネス本NO1に選ばれている。
自分のエレベーターピッチをさらに研鑽を積みたい。研究の余地はまだまだ一杯あると思う。著者の研究に拍手を送りたい。


1540現在。
これから必要なのは、ビジネスモデルと商品開発に新しい視点を持ち込めるデザイナーだと思う。つまり商品のパッケージデザインではなくて、真にユーザーが反応するコンセプトデザインに他ならない。また一方では、これらの新しい商品がどんな物かを市場に問う(マーケティングリサーチ)のはあまり意味がないことでもある。つまり真に未来を着想できるのは、社内にいる、もしくは社外にいる真に優れたデザイナーでしかない。そして社外を使うにしても、その提案を取捨選択する判断は、優れた経営者のみ許される。思うに、キーマンに先回りしたコンセプトデザインを提案すれば、きっと優れた選択をされると思う。足りないのは、先回りした、新しい未来を創る提案そのものだ。けれど、きっとその時はすぐに実現すると思っている。


1720現在。ダイヤモンド富士
FAXと共に電話が来た。これから内容を深く読み込むことにする。
その時、連れ合いが屋上から呼ぶ声がした。義母と屋上に出て西の方を見ると、ちょうど富士山に太陽が沈むダイヤモンド富士の瞬間だった。幸先がいいのではなかろうか。手を合わせた。
こんなに赤々と大きな太陽が勇壮な富士に沈む姿は初めて見たのではなかろうか。沈むスピードは速く、グイグイっと沈んでいった。もう少し遅ければ間に合わなかっただろう。何かを象徴しているようだ。