おはようございます。
千葉の朝は快晴です。
我が家の庭は、やはり気持ちを和ませてくれます。青空と明るい日差しに包まれて色とりどりの花色模様は、決して広い庭ではありませんが、と言うか単なる玄関アプローチでしかありませんが、我が気持ちの休まり処であります。


今回の出張期間中、いじけた人の気持ちはますますその殻を強くしていき、自分のことは忘れて他者攻撃をする気持ちが強くなっていく状況がありました。結局は、重要なことは自分に知らされてなく、自分を飛び越えて差配が進む事への抵抗やジェラシーでしょうが、その結果はますますその新たな状況が強化されることになるだけのことでしょう。重要なことが知らされる範囲というのは、信頼の証です。信頼されないことは、ますます小さな駒で動くことしか期待さないということです。
真っ当な議論であればともかく、ジェラシーとしか思えない局面に思われることは、上から見るとその人の重要性がマイナスになるということです。つまり重要な判断やチームプレーには、全く参加要請されず、むしろ忌避される重要人物として認知されるのです。このような事態を、上は全く斟酌しません。そこには育てる気持ちなど毛頭生まれず、防衛のためにどう排除するかの気持ちが働くばかりです。


新人教育で使った事例の中で、『私と仕事のどちらが大事なの?』にどう応えるを、いろんな人に話してみた。すると、これは女性には愚問であるような反応であった。つまりそんなことは男には分からない、と言うことなんだろうね。
女性側にとってみれば、対応はもっと選択肢がある、と言うことなんだろう。失礼いたしました。男にだけ納得できる設問だったようです。ある意味男はデジタルなカクカクした対応であり、女性はアナログで千変万化な無限対応なんだろうね。
だからこそ、上手くかみ合い、ある意味全く折り合うことのない、状況が生まれるのかもしれない。永遠に未知なる領域なんだろう。


昨日の戦友との本の話の中で、シャングリラが登場した。小説では読んではいないが、古い映画をTVで見た。それも2回見た記憶がある。中国やチベットあたりの秘境に飛行機が墜落し、そこが誰も知らない理想郷であった、と言う記憶があった。
近々、小説で読んでみようと思っている。本の話は、互いに未知の話であり、刺激的でいいね。戦友の遥かな読書量には驚いた。私の3倍はあるかな。本を読むことは、視野を拡大してくれることだ、と自分は思っている。


今回、相棒にはジョブズの伝記を渡してきた。何しろ分厚なので、相当な時間がかかるだろう。相棒はずっと前に伝記ものが好きだと言っていたが、そして自分も伝記は好きなんだが、その中でも今回のジョブズ伝記は、優れた伝記だと思っている。この伝記が遺すものは、ジョブズそのものの強烈な生き方や性格であるが、一方ではものづくりとは、についてであろう。
マイクロソフト社のビルゲイツが一方の覇者であり、オープンシステムで成功している。アップル社のスティージョブズは、完璧なほどのクローズドシステムの覇者である。今の社会は、オープンシステムが趨勢であるが、この伝記を読むとクローズドであることの強烈な意味や価値が分かってくる。


1040現在。
村上春樹さんを読んでいる。僅かを残して出張に出かけてしまったのでね。暖かい日差しの中で、光の暖かさに包まれながらの読書は豊かな時間を実感する。もはや何に役立つ、何のために、などの実利的な気持ちはありようもなく、ただただ豊かな時間そのものである。


1155現在。
村上春樹さんを読了しました。実に含蓄のあるものでした。