創る人と探す人。

新人研修で新たに発見したことがある。それは表題のことについて。
何事もゼロから創り出すことは容易なことでない。それは発明や発見によりノーベル賞や他の受賞に値するようなこと。
そのようなことではなく、感じたことは我々の日常のビジネスや生き方、考え方について。
創る人と探す人があるんだな、と言う思い。
そのプレゼンを聞いていて、ああこれは課題があって探すことに力をおいてきたんだなぁ、もう一つは自分の普段の気付きや視点があっての膨らましに力をおいてきたんだな、と感じた。
探してきた人は、そのトレンドに一味加えたりして、無難な発表。けれど自分にはあまり響くものがなく、例え視点を変える見方をするにしても、探してきた現物のオリジナリティを超える視点は議論しにくい。またそれは既に原作者の意識下にあるような気がして、あまり熱心になれない。
創る人は、出来不出来は別として、自分の日常の疑問点を無理矢理にでも解決しようとしての提示がある。そこには既に同類のものはあるかも知れないが、捻り出してきたアイデアは創意が見えて私の心がニコッとする。議論も現実味があって、また異次元にも発展しやすい。
まあ、これは自分の感じ方だけなんだが、探す人と創る人について更に考えを進めたい。