病はいつも唐突に訪れるんだな。今回突然に入院してもう三日目になるだろうか。社会から離れると一挙に、曜日も日にちも意味がなくな ってしまうんだね。
余りに痛みが酷いので、いつもとは違う家の傍にある大学病院に受診した。病名は腸閉塞だという。症状からして想定はしていたが、他の想定は大腸ガンでもあった。特に手術はしないが、暫くは腸を安静化し腫れを引かせることが先決だという。しかしなかなか引かず、苦しいばかりだ。煙草も吸いたいとは思わず、ただただ痛さと苦しみに耐えている。もう今週初めから食べ物らしいものを食べず未だ絶食が続いているが、食欲も全くない。
今朝から、少しずつ腫れが引き始めたようだ。僅かだがガスも出始めてホッとしている。
取り敢えずの闘病の記録の始まりである。
ちょうど同じ日に義母が私の病院とは正反対の方向の病院に入院した。手術は上手くいって義母も元気にしているという。
連れ合いも大変だ。義母の方には、義理の妹と交替で泊まり込みの付き添いをしており、ボケが酷くならないように見守っている。