6.自分の感度を高くする。

クリエイティブであり続けるには常々自分のアンテナを高く磨いておかねばなりません。そうして、都度アンテナに引っかかった材料を蓄積しておく必要があります。


ー知の素材の保管と検索について
様々なニュースがネットで流れています。私の場合は、ヒントになるような新しい商品についての情報はそのURLを自分宛にメールで送っておきます。そのニュースがPDFでの印刷をサポートしていればPDFにしてファイル名に日付や自分だったらこの情報はこのキーワードで検索するだろうという複数の言葉をファイル名に付けて置きます。蓄積したのに検索できないほど悔しいことはありませんし、現実にはそうなることがほとんどです。ファイル名はかなり長いものでも大丈夫です。検索することを考えて付けてください。それには自分なりのキーワードを洗練させていくことが重要です。
基本的な手がかりになる検索キーは日付であることは確かです。
例えば、私のファイル名のつけ方の事例は、20170811 発想法 ダイヤモンド社記事 社内研修会テキストーーなどの様に関連する言葉を複数並べて付けています。


ーアンテナを高くするには
興味関心のないことには感動は起きません。つまり日頃から情報やニュースに敏感であることが必要です。逆を言えば、感動のない毎日を送っているところにクリエイティブはあり得ません。よく喜怒哀楽と言いますが、感情の起伏を明らかにすることは重要です。漫然と過ごさないことです。
単純に日常生活の人との関わりで無く、絵画、音楽、文学、映画演劇等、感情の起伏を刺激する純粋な芸術にいつも触れていることは重要だと思っています。


ー図解のフォーマットを蓄積する
よく本を読んでいると、図解の仕方に感心することがあります。このような図解を切り抜いておくことです。そうして、その図解のパターンを白図としてパワーポイントで作っておくことです。この白図にブレーンストーミングした言葉達を貼り付けていけば、まとめがスムーズに進みます。


ー人の知の情報処理に関心を持つこと
多くの情報に接することも重要ですが、その整理方法も重要です。メモのところでも述べましたが、人それぞれに情報の整理方法には違いがあります。私の場合は特に情報管理には関心があるために、他人がどのように整理をしているかに強い興味を持ち、刺激されるものがあればモノマネさせていただいています。
簡単に言えば、感じることを高める、感じたことを整理する方法を高める、感じたことを表現することを高める、この3つの方法に人がどの様に対応しているかをリサーチしているのです。