久々の ビジネス書にて 電車の中でも 背筋伸び。

4時起床。天気は深い霧。目覚め快調。昨夜中々寝付けず25時近くまで記憶している。本日眠くならないといいのだが。


21時40分現在。帰宅。当地は霧雨が少々。
先週末から、長らく貸し出していて、漸く戻ってきた”梅田望夫”さんの”ウェブ時代 5つの定理”を読み始めている。軽快なタッチで、IT業界の巨人達の金言をまとめた本である。座右の銘となる本だと思う。元気な時は自己を加速し、めげている時は元気を与えてくれ、流されている時は竿をさして流れを変える力を与えてくれる、そんな本だろう。その力を享受する大前提は、意志の人でなければならないことは勿論だが。(http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/
その昔、インテルの企業伝記本を読んだ時に、”アンディ・グローブ”さんの名言”経営者はパラノイドでなければならない”という言葉とそのインテル社内での生き様の凄まじさに非常に驚いたが、まさに格言であると今もって思っている。勿論、いい意味である。
自分自身は、今のMACに代表されるPCのグラフィック・ユーザー・インターフェイスの原点は、ゼロックス社の発明になるものだと思っているが、ゼロックス社の経営陣は、その価値を長い年月の繰り返された製品化提案があったにも係わらず見出せず、結局廃絶することになり、たまたま見学に来たスティーブ・ジョブスにその価値を一瞬にして見抜かれて、さらわれてしまったと解釈している。GUIは感覚の問題だから、天才的感覚を持っていたジョブスだからこそ一瞬にして見抜けたのだろう。ゼロックス社も惜しいことをしたものだ。今もって、MOTの授業で失敗事例ケースとして取り上げられているゆえんであろう。
さて、この”ウェブ時代 5つの定理”であるが、改めて自社の3年生にプレゼントし、自分の座右の銘として、もう一冊購入することにしよう。
鞄の中には、順番待ちの”私塾のすすめ”が入っている。