清流の声を聞き 風の香を味わえば 身体が透明になり 自然に溶ける。

18時現在。帰宅しました。
昨日のお昼に家を出て、一宮での義父のお墓参りを済ませたのちに、養老渓谷へと車を進め、福水という温泉旅館にて宿泊しました。
お墓参りでは、一昨日の日帰り出張にて疲れもあるために、掃除はせずにお参りだけにさせてもらった。皆が大汗をかいて掃除している間、日陰の芝生で寝ておりました。たまにはいいのではないでしょうか。
旅館に着くなり温泉に入る。茶色く濁った温泉であったが、心から温まり、大汗をかいてしまい、その後もなかなか汗が引かない。また料理が多すぎたのと、普段から家では全く酒を飲まないのにビールなどを飲んだために、すぐに眠くなり、皆で蛍を見に行くというが、自分はまた欠席。そのまま朝まで寝てしまった。
蛍は見事だったらしい。小さな川の森一杯に蛍が飛び交い、多くの観光客の歓声が上がっていたとの事。


14日
今朝は、6時頃に目が覚め、今度は露天風呂にて大汗をかく。カジカの声や鶯の歌声も聞こえ、長閑なのどかな朝風呂でした。お風呂の入り口には、虫さんも供にお邪魔していると思いますが、という書き札があり、そのとおりに小さな虫達が浮かんでおり、それを一通りすくってからの入浴であった。


朝食も、やや量が多かったかな。普段はパン食なので、ご飯の朝食がとても新鮮だった。
朝食後も露天風呂に入り、気分を満喫した。当初、曇っていた空も段々と晴れてきて、昨日同様のいい天気を予感させた。
旅館を出てより、近くの粟又の滝までの散策コースを3時間ほどかけて、ポタポタとぽたりんぐ。渓谷の川はとても清々しく、時折小さな小さな魚達が群れをなしていた。
川面を走る風がとても心地よく、胸いっぱいにマイナスイオンを吸い込んだつもりである。
川の途中には、幾つもの小さな滝があり野趣満点である。
3時間も僅かではあっても上り坂を歩けば疲れたことだろうが、さほどの疲労感はない。むしろ86歳の義母の体調を気遣うべきであろうが、いまの自分の健康状態は似たりよったりであるに違いない。


そんなこんなで、丸一日を過ごしてきたというわけでございます。
胸の痛みは、極めて僅か。マイナスイオンが効いていると嬉しいな。