背筋を伸ばせば 辛さは 遠ざかる。

4時起床。天気は曇り。目覚め大いに眠し。また2度寝するところだった。
昨夜、プレゼントにもらった靴下を早速履いているが、暖かく嬉しい。スキーブーツを履いているような格好だが。手術後、手足の指先が極めて血のめぐりが悪く冷え性なので困っていたんだ。末梢まで血が巡らないということは、頭もそうなのかも。だから帽子被りたくなるんだなきっと。
本日の予定は、遠出。


8時10分現在。東京事務所。
早朝メールを見ると、弁護士からメールが来ている。キーマンとの打ち合わせが必要なのでいったん、事務所に出て、そののちに出発することに。10時ちょっとには旅立つ予定。


19時15分現在。大阪事務所にて。
13時半から、打ち合わせだった。真剣勝負。その結果はおおむね想像していた通り。正攻法に正直に。またネゴを予めしてあると言うので非常に心強く。
結果をすぐにキーマンに報告し、明日要の場所とのアポイントを取る。全ては明日の真剣勝負にかかっている。要の場所はどのような指摘をされるであろう。それを乗り越えると、次の要に転じつ。これは自分が主体でなく全くの受け身でしかない。
いずれにしても、一人で戦うこれからの長い時間は苦しいものとなるだろう。他の重要な仕事もあるのだが、それはそれで手を抜くことは出来ない。今回を通り抜けると、新しい境地が開ける予感はしている。
今朝読了した”中原の虹3”の言葉に打ち震えた。”最善は尽くした。天命が下るならわが命を奪いたまえ”というものであった。
我れが不要であれば、殺せ。我れが不要であれば、捨て去れ。未熟な我の心に温情はいらない。


21時50分現在。施設着。
事務所には、斜め前にある人がずっといた。ここしばらく思い続けている人だ。
今日を逃がすと次にいつ会えるか分からず、声をかけた。早く家に帰らねばというが、強引に1時間ほど時間を作ったもらった。
率直に話ができたと思っている。互いに、瞬間うるっときたことはあったが、何とか取り繕えたと思っている。
決して慰めは言わないと決めていた。
慰める人は他に一杯居るから。
厳しいことを言った。
まるで今の自分にも言っているように。
よかったと思っている。
分かってくれたと思っている。
あとはどれだけ悔しい思いで、乗り越えて行くだけだ。
自分は検察官になると宣言した。
挫けそうになったら一人で泣けと言った。
それが仕事への厳しさだろう。
明日は我が身のことだ。
辞表を胸に抱いて仕事をしろともいった。
まるで今の自分にこそ問われている言葉だった。
握手して別れた。
風は冷たかった。
一人でお初天神にお参りをした。
あの人の心に声よ届けと。
あとは、大切な仲間に任せよう。


朝:柚子蜂蜜トースト、サラダ
昼:のぞみ車中にてミックスサンド
晩:事務所横のたたきや?で2人ビール2杯。そのご1人で四天皇ラーメン