我がマフラー しとどに酔いて 行方知れず 首筋寒く 故郷の夜が更けて。

こんばんは。
昨夜のホテルでのネット接続不具合にて極度のイライラ。
昨夜は、母校の先生と宴席にてしとど酔う。珍しいなあんなに酔うなんて。


本日は、やや二日酔いにてふらつくが、役目はしっかりと努め午前中の目的を果たす。先生との話の中で、我が物書きの恩師の話題が登場した。自分も新たなコンテンツの領域に進出するスタートラインにあるために、これを機会にお会いしたい気持ちになり、さっそくお電話して来週のアポイントを取る。恩師も快く応じてくれた。お会いするのは約10年ぶりかな。恩師とは共著で10冊近く書いたかな。
恩師の手になる最新刊のクラウドコンピュータの本は大いに売れたと話されていた。自分が関心があるのはその著者(恩師は監修)に辿り着きたい想い。現在、大出版社のCEOである。
自分の幕引きの仕事として、コンテンツの仕事に戻れればいいなとは強く願っていることではあるが、仕事というものは流れの中で自然と訪れるもの。流れに逆らって無理をすることは決して成功するものではない。今自分の環境を見ると、丁度そのような流れが来ているように思え、恩師との再会もその準備のためと思っている。
今の自分が、昔のように情報関係のネタをふんだんに持っている訳ではないので、新たに自分が本を書くということは当面ないが、電子ブックや新たな世界のコンテンツでのプロデュースに踏み出すことは可能だと思っている。


キーマンから頼まれた烏賊シュウマイはお土産屋さんにふんだんにあった。いやー、これが名物とは思っていなかった。もう一品、辛子めんたいを酒のおつまみ用に買ってきた。


旧友といい、旧知の先生といい、恩師といい、タイミングがあるときに速攻連絡を取ることが新たな展開を生むことは最近分かってきており、躊躇うこともなく踏み出す決意をしている。
輝く夜は、いつもそこに控えているのだと思うようにしている。


23時10分現在。
そろそろ寝るとするか。ちょっと疲れが出てきている。
明日は、懸案事項の解決次第ではあるが、夕方には帰ろうと思っている。
今回の車中読書は、”金城一紀”さんの”映画編”だ。半年以上前に買っておいた本だが、映画の解説本と思っていたためになかなか手には取らなかった。しかし、出がけ間際に少なくなった積読本の中から慌ただしく選んだのがこれだった。
読んで見ると、映画のことがテーマにはなっているが、基本は映画を生活の中に置いた小説であり、なかなかに優れたものである。しっとりとした物語に自分の心が解きほぐされていく。小説はこうでなくっちゃ、という思いかな。まだ読み始めながら、短編集なので一つ一つの物語を楽しんでいる。