六本木の街に舞い降りて 景色がいま昔 方向音痴に彷徨いて 尋ね人となる。


22時10分現在。帰宅。
本日、一応4時の目覚ましを止めた記憶はあるが、2度寝してしまい目覚めたら6時ちょっと前。大慌てに全てのコースをこなし家を出るが、結局普通より早い出社。結論、お前は何と朝に無駄な時間を過ごしているのか。はい、そうであります。けれど変えるつもりはないのです。習慣ですから。


さて、きょうの一日、午前中は打ち合わせに大忙し、段取り悪し。12時に会社を出て六本木の恩師の事務所に向かう。何とそこは、ミッドタウンが建っており風景が全く違う。迷ってしまった。
それでも昔の防衛庁の横らしき道を通って下っていけば辿り着いた。事務所を訪ねるのは10年ぶりかもしれない。
よく通ったなこの道。今も、横道の路地には昔通った店もあった。
恩師は、足運びこそ歳とられたが、かくしゃく柔和は変わらず。これもよく先生と言った中華料理屋さんで長い昼食をとった。ビールはもちろんだ。健啖ぶりも変わらず。負けてしまう。
昔の思い出話に花が咲き、今の仕事に役立つだろうという資料も頂いた。
ちょっとだけデジタルサイネージの話をしたが、なんと、”お店に一台の時代はもう終わるよ”とのこと。”お店に何台も入る仕組みを考えようよ”。これには、びっくり。うちのキーマンが言っていることと同じじゃないか。
歳はとられたといえ、まだまだものの見方は鋭い。
”仕事には、時間をかけるな、15分で一区切りをつけて行け。原稿もそうだ”と、いつも先生の横にいてに教えられた。
自分なりに仕事はテキパキしているつもりだが、それは先生の教えによるものだ。
先生と、短波放送の放送講座に一緒に出るために、タクシーの中で30分の台本を書かされ続けたことも、早書きと構成の早まとめの訓練となった。
”どうだ今でも原稿は書いているか”
”いえ、今は勉強していないので、さっぱりです”
”本は、いつも書き続けなさい。それが日の目を見ようと見まいと。自分のためさ”
なんだか、いい当てられて恥じ入るばかり。小説や詩を書いているなどとは言えず。というのも、先生は詩の本も書かれているし。
何冊書かれているんだろうね。恐らく数百冊だと思っているが。
話は、コンテンツに及び考えている未来をお話ししたが、”これからはもっと訪ねてくるんだね。相談には乗るから”と嬉しい言葉をいただいた。
少しは勉強を重ねて、また年に1冊くらいは本が出せる様にしたいものだ。とはいえ、現在専門分野での自分のネタは全くないことも事実である。悔しいな。
そんなこんなの、きょうも善き一日でありました。
明日は、2度寝しないように。


朝:生姜蜂蜜トースト、サラダ、納豆
昼:中華料理、ビール
晩:ガメ煮、お味噌汁、三穀物米ご飯